こんにちは、スタッフMです(・ω・)ノ
おひなまきの草木染シリーズ、第3弾!
ぶどうの皮を使って、絞り染めにチャレンジしました!
絞り染めとは、布を縫って引き絞ることで、そこだけ白く残って柄になる染め方です。
今回は、その様子をご紹介します♪
ご注意!始める前にご確認ください
ご両親がアレルギーをお持ちの場合、赤ちゃんにもアレルギー反応が出るかもしれません。万一に備え、ご両親の体質を考慮した上、行うようにしましょう。
準備
材料
- おひなまき(S~M)
- 巨峰の皮(冷凍保存し集めておいたもの)
- 成分無調整牛乳 or 無調整豆乳(約500cc)
- 焼きミョウバン or 塩(大さじ2)
道具
- ボウル(1つ)
- 耐熱ボウル(1つ)
- ザル(1つ)
- ゴム手袋
- 箸
- 水
- 裁縫道具(針、糸、ハサミ)
やってみよう!
1.おひなまきの準備
「おひなまき」が新品の場合は、事前に水通ししておきましょう。(のりづけを取るため)
この後、模様をつける準備をするため乾かして、アイロンでシワをとっておきます。
※使い込んでいる「おひなまき」(布)を使用する場合は、色むらが出やすいことがあります。
2.デザインを決める
今回は模様を☆に。紙に絵を描いたら切り抜き、型紙を作成します。
「おひなまき」を広げ、模様をつけたい場所に型紙を置いてフチをなぞります。
3.模様を縫う
模様に沿って、細かくなみ縫いします。
※今回は糸を2本通して端をまとめて結び、計4本で縫いました。お好みに合わせて糸の太さを調整してください。染まらずに白く残る部分の太さが変わります。
4.糸を絞る
縫い終えたら、そのまましっかりと絞り、絞った先に糸を巻き留めます。
5.「おひなまき」を牛乳(豆乳)に浸す
絞りの作業が終わったら、「おひなまき」(今回はMSサイズを使用)を牛乳か豆乳(約500㏄)に30分ほど浸しておきます。なければ水でもOK。
※牛乳でもできますが、においが強いので、豆乳の方がおすすめです。
※綿や麻は染まりにくいため、タンパク質を含む無調整牛乳や無調整豆乳などに浸し、染まりを良くします。
6.巨峰の皮の準備
今回は約10房分を使いましたが、2~3房でも染まるようです。
濃く染めたい場合は、皮の量を多めにするなどお好みで調整してください。
7.染め液の準備
耐熱ボウルに巨峰の皮と水を入れて、電子レンジ(600W)で20分加熱します。
水は、巨峰の皮がひたひたに浸かる程度にしましょう。
巨峰の皮に対し水の量が多いと染料が薄くなります。
きれいな紫色の染料ができあがります。
※染料が薄い場合は、再度レンジで加熱し調整しましょう。
8.「おひなまき」を洗う
染め液を準備している間に、5.の「おひなまき」を取り出して軽く水洗いし、絞っておきます。
9.染め液をこす
レンジから取り出し、ザルで巨峰の皮をこします。
皮に染料(水分)が残っているため、箸で押しながらこしましょう。※巨峰の皮は捨ててかまいません。
10.染め液につける
9.の染料に絞った「おひなまき」を浸けます。
色ムラにならないようにグルグルとかき混ぜて、1時間程浸けておきます。
11.色止め
ボウルにぬるま湯1Lと焼きミョウバン or 塩(大さじ2)を入れ溶かします。
10.の「おひなまき」を絞って、ミョウバン液に1時間程浸けます。
※染料は、再度、使用するため捨てないでください。
12.染め液に再度つける
11.の「おひなまき」を絞り、残しておいた染料へ再度30分浸けておきます。
※染まりが薄い場合は、浸ける時間を調整してください。
13.染めた「おひなまき」を水洗い
30分経ったら取り出し、水洗いをして絞ります。
4.で絞り止めた糸をハサミで切りほどきます。
14.乾かす
シワにならないように干しましょう!!
しっかりと☆柄ができました。
完成!
巻いてみると、すっごくかわいい~☆
今回は、「おひなまき」の他に腹巻やアンダーベルトRENEWも一緒に染めてみました。
多めに皮を使ったこともあり、きれいな藤色に!
模様も無事成功して、スタッフ一同感動しました。
ぜひ、みなさんもオリジナルの「おひなまき」を作ってみてください。
それでは!(・ω・)ノシ