こんにちは!
「トコちゃん社長のひとりごと」コーナー、久しぶりの更新です(^^)
妊娠・出産・子育てについて、有限会社青葉 社長の渡部一博が今思うこと・伝えたいことを綴ります。
では、ここからは早速社長にバトンタッチいたします(・ω・)b
◆少子化のニュースと現実
先日、2025年の出生数が過去最少を記録したというニュースがありました。
少子化の最大の原因として挙げられているのは“経済的負担”で、いま子育て世代が直面しているのは「一体いくらかかるのか、見通しがつかない」という、将来へのリアルな不安にほかなりません。
正直なところ、経済的な損得だけで考えてしまえば、子育てのコストはあまりに大きいでしょう。
多くの企業が初任給を上げ、国も手当を配っていますが、それだけではこの問題が解消されないことは、出生数の結果を見ればよくわかります。
そこで、この負担を先回りして抑えるための“投資”の知恵について、「いつ何をすべきか」私なりの考えをまとめておこうと思います。
◆1. 教育への“投資”
子育てにかかるお金と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは教育費です。
経済学の視点から「子どもの成長において、どの段階で教育に投資するのが最も効果的か」を測る、 “教育の収益率”という考え方があります。
ひとつの答えとして、ノーベル経済学賞を受賞したアメリカのヘックマン教授らの研究では、「小学校に入学する前の投資が最も収益率(リターン)が高い」と結論づけられています。
教育経済学者、中室牧子先生の著書『「学力」の経済学』で詳しく紹介されていますので、ご興味があればぜひ一読してみてください。
では、具体的にどんなことを取り入れれば良いのでしょう。
多くの方は「大手の幼児教室に通わせたり、英才教育の教材を買い与えたりしなければいけないのか」と身構えてしまうかもしれません。
しかし私はもっと身近なこと、家庭での丁寧な関わり方が重要だと考えています。
例えば、目を合わせて語りかけることや静かな音楽を聞かせること、絵本の読み聞かせといった、ごくささやかなことです。
こうした小さな経験の積み重ねこそが、子どもが自ら集中して考える力を育てていきます。
将来塾に通わせることを考えると、特別に費用がかかるわけではなく、コストは圧倒的に抑えられるはずです。
◆2. 歯並びへの“投資”
これと全く同じことが、子どもの歯並びについても言えると痛感しています。
先日、身近なところから厳しい現実を聞く機会がありました。
ある知人は「娘の歯列矯正で、昨年末のボーナスが飛んでいった」と肩を落としていました。
別の知人も「娘2人の治療に200万円かかる」と費用の工面に頭を抱えていました。
今は、子どもの8割が歯並びに悩み、5人に1人が矯正治療を受ける時代だそうです。1人あたり約100万円もの出費は、家計にとってあまりにも大きな打撃でしょう。
実は、きれいな歯並びの土台づくりは、歯が生え始めるよりも前の赤ちゃんの頃から始まっています。
生まれてすぐから抱っこや寝かせ方・授乳などを少し工夫するだけで、将来の矯正治療を避けられる可能性が高まります。
この、私たちの発信している歯並び育児Ⓡ・まるまる育児の考え方は、まさに先ほどの「教育への“投資”」と同じなのです。
◆提案したい“選択肢”
ここまで経済的負担の話をしてきましたが、親が我が子に抱く一番の願いは、「ただ健やかに育ってほしい」という一言に尽きるのではないでしょうか。
だからこそ、赤ちゃんの頃にその土台を築く“投資”が何より重要になります。
それが結果として、大きくなってから塾通いや矯正治療に大金を投じる必要のない状態(=最大のコストカット)にもつながっていくのです。
「我が子のために、今できる工夫を取り入れたい」と思っている方々に、ぜひ選択肢のひとつとして、歯並び育児Ⓡ・まるまる育児を知っていただければと思います。
そのために、新しい資料『きれいな歯並びへ育てる 子育てのヒント』を作成しました。
手渡した知人たちからは「もっと早く知りたかった」と言われた自信作です。
お気軽に手に取って、日々の関わりに役立てていただけますと幸いです。
◆参考文献
- 中室牧子『「学力」の経済学』ディスカヴァー・トゥエンティワン(2015年6月18日)
- エマニュエル・トッド ほか『2030 来たるべき世界』朝日新聞出版(2026年3月13日)