「おひなまき」染め ビワの葉編

おひなまき染め びわの葉

こんにちは、スタッフMです(・ω・)ノ

さて、今回は今の時期に旬のビワの葉っぱで「おひなまき」の草木染めをしてみました。さらに、絞り染めにも挑戦しましたよ♪

みなさんも、ぜひ一緒にやってみましょう!

ご注意!始める前にご確認ください

ご両親がアレルギーをお持ちの場合、赤ちゃんにもアレルギー反応が出るかもしれません。万一に備え、ご両親の体質を考慮した上、行うようにしましょう。

火にかける時は、十分な換気の上で行ってください。
※煮出すことによって、さらに、ビワの葉の香りが強くなります。


おひなまき染め びわの葉1
  • おひなまき ※今回はSサイズを使用
  • ビワの葉(乾燥):今回は10枚ほど使用
  • 無調整豆乳(成分無調整牛乳でも可):約1000cc(布が浸かるくらいの量)
  • セスキ粉末:大さじ2 ※使用しなくても染まります
  • 水切りネット
  • ゴム手袋
  • 大きめの鍋
  • 染液をこせるもの(網目の細かいザル、ふきん、キッチンペーパーなど)
  • 輪ゴム

1.おひなまきの準備

「おひなまき」が新品の場合は、事前に水通ししておきましょう。(のりづけを取るため)
※使い込んでいる「おひなまき」(布)を使用する場合は、色むらが出やすいことがあります。

2.柄を決める

今回は輪ゴムで〇(丸)になるように結んでみました。

3.「おひなまき」を牛乳に浸す

「おひなまき」が浸かるくらいの豆乳 or 牛乳に30分~1時間ほど浸します。

おひなまき染め びわの葉4

成分無調整牛乳でもできますが、牛乳の方がにおいが強いので、豆乳をおすすめします。
素材の綿や麻は染まりにくいため、タンパク質を含む無調整牛乳や無調整豆乳などに浸し、染まりを良くします。

4.染め液の準備

ビワの葉をざく切りにします。

※目の細かいネットに小分けしておくと、取り出すときに楽です。ネットが無い場合は、そのままいれてもOK

5.染め液の準備:煮出す

鍋にビワの葉と浸るぐらいの水を入れ、フタをして火にかけます。
沸騰したら、弱火~中火で1時間ほど煮出します。

おひなまき染め びわの葉6
6.おひなまきを洗う

煮出している間に、3.で浸していた「おひなまき」を軽く水洗いして、絞っておきます。

おひなまき染め びわの葉7
7.染め液をこす

火を止めて、葉を取り出したら、ザルや薄手の布、キッチンペーパーなどを使って染液をこします。今回はトコちゃんの手ぬぐいを使ってみました。

8.「おひなまき」を染める

「おひなまき」を染液に浸けて、1時間ほど火にかけます。(弱火~中火)


ここから染液を染み込ませるために、冷ます・煮るを繰り返します。

9.冷ます

2時間ほど冷まします。

おひなまき染め びわの葉12
10.もう一度火にかける

1時間ほど冷まします。

おひなまき染め びわの葉13
11.一晩 置く

火を消して、一晩置いておきます。


12.染め液にセスキ粉末を混ぜる

染液に色止めとしてセスキ粉末を大さじ2入れて溶かします。

おひなまき染め びわの葉15
13.1時間ほど、火にかける
おひなまき染め びわの葉16
↑ 1時間後

※染まりが薄い場合は、火にかける時間や冷ます時間、セスキ粉末の量を調整してください。

14.火を消して、しばらく置く
おひなまき染め びわの葉17
↑ 6時間後
15.「おひなまき」を水洗いする

染めた「おひなまき」を取り出し、水で洗ってしっかりと絞ります。

おひなまき染め びわの葉18
16.輪ゴムを外す

結んだ輪ゴムを外します。

17.乾かす

シワにならないように干して、乾いたら完成です!

おひなまき染め びわの葉21

落ち着いたサーモンピンクに仕上がりました。
おひなまきを巻いた横向き姿も可愛いです!ヽ(≧▽≦)/

一緒に染めたトコちゃんの腹巻はこんな感じに仕上がりました♪

セスキ粉末を入れないバージョンもご紹介☆
色止めをしないと、オレンジに近い色合いになりました。

左:色止め有り、右:色止め無し

今回は使い込んでいる「おひなまき」を使用したので、少し色むらが出てしまいましたが、これも味が出て良かったかもしれません!

ぜひ、お試しください!
それでは!(・ω・)ノ


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