こんにちは、スタッフAです!
鈴虫の澄んだ声をしばしば耳にする季節となりました。
ところで、赤ちゃんの耳はいつ頃から聞こえているのでしょうか?
「胎教」という言葉を聞きますが、具体的にどんなことをしたら良いのかお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
ということで、本日は赤ちゃんの聴覚の発達についてお伝えします。
参考になれば嬉しいです(^0^)
◆赤ちゃんはいつから聞こえているの?
実は、妊娠1ヶ月頃には耳の穴にあたる部分が作られ始めています。
妊娠5ヶ月頃にはおおよそ形が出来上がり、神経の発達に伴って妊娠8ヶ月頃から音を聞き分けられるようになります。
赤ちゃんはお腹の中でめざましいスピードで成長しているんですね(ノ゚□゚)ノ
◆赤ちゃんにはどんな風に聞こえているの?
赤ちゃんはお母さんの子宮、羊水に満たされたお部屋の中にいます。
外の音が完全に聞こえているというわけではありません。
小さい音や高い音はあまり届かず、こもった低い音が聞こえているようです。
例えるならば、耳栓をしている時やプールの中にもぐった時のような感じでしょうか。
大まかにではありますが、声の高さや抑揚を聞き取ることができます。
お母さんの声をちゃんと聞いていて、他の人の声と区別することもできるんですよ!
◆「胎教」って何をしたら良いの?
ゆっくりお腹をなでながら、やさしい声で話しかけることから始めてみてください。
ニックネームをつけてあげるのもおすすめです(*゚ω゚)
胎教の隠れたポイントは、「お母さん自身がリラックスする」こと!
お母さんがリラックスしていると幸せホルモンが分泌され、それが胎盤を通って赤ちゃんにも伝わります。
好きな音楽を聴いたり、お散歩をしたり、旦那さんや友人たちとリラックスして過ごすことも「胎教」のひとつだと言えるでしょう。
反対に、お母さんがイライラ・憂鬱な気持ちだとそのストレスホルモンが赤ちゃんに届くこともあります。
例えば、妊娠中にパートナーから暴言を受けていた場合、お母さんの精神的ストレスによって赤ちゃんの聴覚機能に影響が出る可能性がある、というデータがあります(※)。
◆子育てはお腹の中から
胎教は赤ちゃんとの交流、コミュニケーションのひとつです。
ご自身が楽しく健やかにマタニティライフを過ごし、その中で赤ちゃんに愛情を届けていきましょう (´▽`)b
※参考資料
- 小森 香「妊娠中に受けた暴言による新生児聴覚スクリーニング要精査の増加(JECS)」/環境省 『子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)』
- 小国 綾子「赤ちゃんの耳を守りたい」/毎日新聞『あした元気になあれ』